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小児矯正中は滑舌が悪くなる?その原因と具体的な対処法を解説

▼目次

小児矯正を始めたあと、「話しにくそう」「発音がはっきりしない」と感じる保護者の方もいるようです。特に学校生活では、友だちとの会話や音読の機会も多く、滑舌への影響が気になる場面があるかもしれません。装置の装着によって口腔内の環境が変わるため、一時的に発音に変化がみられることがあります。今回は、小児矯正中に滑舌が悪くなる原因と続く期間、そして具体的な対処法について、愛知県岡崎市の歯医者 岡崎プレシオ歯科・矯正歯科が解説します。

 

1. 小児矯正中に滑舌が悪くなる原因とは

小児矯正では、歯並びや顎の成長を整えるために装置を用いることがあり、その影響で一時的に発音が変わる場合があります。

①装置による舌の動きの変化

矯正装置が上あごや歯の内側に入ると、舌が当たる場所がこれまでと変わります。とくに「サ行」や「タ行」など、舌先を使う音は影響を受けやすく、空気の通り道が変わることで発音がはっきりしにくくなることがあります。

②口の中の広さの変化

装置が入ると、舌が動くスペースが一時的に狭く感じられる場合があります。舌は言葉をつくるうえで大切な役割を担っています。その動きがぎこちなくなると、言葉が少し聞き取りにくくなることがあります。

③唇や頬の力み

装置に慣れていない間は、無意識のうちに唇や頬に力が入りやすくなります。口の周りの筋肉がかたくなると、自然な口の開きがしにくくなり、発音がこもったように聞こえることがあります。

④心理的な影響

装置をつけていることを気にしてしまい、話すときに緊張する子どももいます。その結果、声が小さくなったり、言葉がぎこちなく感じられたりすることがあります。こうした変化は、装置に慣れてくると少しずつ落ち着く傾向があります。

小児矯正中の滑舌の変化は、装置や成長段階によって異なるとされていますが、多くは一時的なものと考えられています。原因を理解しておくことが、不安の軽減につながる場合があります。

 

2. 小児矯正中の滑舌の変化はいつまで続くのか

滑舌の変化がどれくらい続くのかは、装置の種類や子どもの適応力によって異なることがあります。一般的な目安を見ていきましょう。

①装置を装着後慣れるまでの目安

もっとも発音が変わりやすいのは、装置を入れた直後といわれています。口腔内の違和感が強い時期であり、多くの場合、1〜2週間ほどで徐々に慣れていくでしょう。

②取り外し式装置の場合

マウスピース型や拡大装置など、取り外しが可能な装置では、装着時間が長いほど慣れやすくなります。毎日決められた時間装着することで、発音も安定する可能性があります。

③固定式装置の場合

歯に接着する装置は常に口腔内にあるため、適応が進みやすい傾向があります。多くの子どもは、数週間から1か月程度で自然な発音に近づいていくとされています。

④成長とともに改善するケース

小児矯正は成長期に行うため、顎や舌の動きも発達していく時期にあると考えられます。成長に伴い、口腔内の機能が整うことで滑舌も安定していくことがあります。

⑤長期間続く場合の考え方

数か月以上たっても発音が気になる場合は、装置の調整や発音の癖が影響している可能性もあります。その際は歯医者で相談することが大切です。

多くの場合、滑舌の変化は時間の経過とともに落ち着くとされています。ただし気になる場合は自己判断せず、歯科医師に相談することが重要です。

 

3. 小児矯正中に滑舌が悪くなった場合の具体的な対処法

小児矯正中の滑舌が気になるときは、日常生活の中でできる工夫や歯医者での対応を取り入れることが有効とされています。

①音読や発声練習を取り入れる

学校の教科書や絵本を声に出して読むことで、舌や唇の動きがスムーズになることがあります。ゆっくりはっきり発音する練習を続けることで、装置に慣れやすくなります。

②正しい舌の位置を意識する

舌は本来、上顎に軽く触れているのが自然な位置とされています。歯科医師の指導のもと、舌の位置を意識することで発音の安定につながることがあります。

③装置の使用方法を守る

取り外し式装置は、決められた時間を守って装着することが大切です。装着時間が短いと慣れにくく、滑舌の変化が長引くことがあります。

④違和感が強い場合は早めに相談する

装置が当たって痛みがある、明らかに話しづらい場合は無理をせず歯医者に相談しましょう。調整により改善することがあります。

⑤周囲の理解を得る

ご家族や学校の先生に矯正中であることを伝えておくことは、子ども自身の心理的な負担の軽減につながる場合があります。落ち着いて話せる環境づくりも大切です。

滑舌の変化に対しては、日常の工夫と歯科医師との連携が重要です。焦らず取り組むことが、徐々に自然な発音に近づく一助となるでしょう。

 

4. 愛知県岡崎市の歯医者 岡崎プレシオ歯科・矯正歯科の小児矯正治療

愛知県岡崎市の歯医者 岡崎プレシオ歯科・矯正歯科の小児矯正治療では、子どもの成長に合わせて「なるべく歯を抜かずに整える」ことを大切にしています。早い段階から予防的に取り組むことで、将来の負担を減らし、健やかな成長をサポートいたします。

《小児矯正の特徴1》二段階で土台から整える矯正治療
小児矯正は、第一期治療(5〜11歳頃)と第二期治療(12歳以降)の二段階に分けて行います。第一期では歯列の幅や顎の成長を整え、永久歯が正しく生えるための土台づくりを行います。そのうえで、必要な子どもには第二期治療で永久歯をきれいに並べ、美しい歯並びと正しい噛み合わせへと仕上げます。

《小児矯正の特徴2》子どもにやさしい矯正装置の活用
当院では、子どもの負担を軽減するためにプレオルソ(咬合誘導装置)やインビザラインファーストといったマウスピース型装置を導入しています。取り外しが可能で痛みや違和感を抑えられ、透明で目立ちにくい点も大きな特徴です。さらに精密で快適な歯型採取を実現するため、光学3Dスキャナー「iTero」を使用しています。

《小児矯正の特徴3》将来を見据えた総合的なサポート
第一期治療で口腔環境を整えることで、将来の抜歯リスクや本格治療の負担軽減を目指します。必要に応じて部分ワイヤーやインビザラインファーストのフェーズ2を組み合わせるなど、成長段階に合わせた柔軟な治療プランをご提案いたします。子ども本人と保護者の方が納得して治療を進められるよう、丁寧な説明を心がけています。

岡崎プレシオ歯科・矯正歯科の小児矯正治療は、早期からの予防的なアプローチと成長に合わせた二段階の治療で、子どもの将来を見据えた健全な歯並びを育てていきます。
抜歯のリスクを抑え、ご納得して通える矯正治療をお探しの方は、ぜひご相談ください。

 

まとめ

小児矯正中は、装置の影響で一時的に発音しづらくなることがあります。多くは慣れとともに変化していく傾向がありますが、気になる場合は歯科医師へ相談することが大切です。原因や対処法を知っておくことが、落ち着いて治療に向き合うためのポイントといえるでしょう。小児矯正中の滑舌についてお悩みの方は、愛知県岡崎市の歯医者 岡崎プレシオ歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 

監修:岡崎プレシオ歯科・矯正歯科 院長 平田貴大

《略歴》
2011年 愛知学院大学歯学部 卒業
2012年 愛知学院大学歯学部附属病院臨床研修
2013年 愛知学院大学歯学部附属病院臨床研修 修了
2015年 岡崎市内大手医療法人 勤務
2016年 岡崎市内大手医療法人 院長就任
2022年 岡崎プレシオ歯科・矯正歯科 開院

《資格・所属学会》
インビザライン認定ドクター
インコグニート舌側矯正認定ドクター
日本成人矯正歯科学会
国際口腔インプラント学会
日本歯科審美学会(JAED)
日本口腔ケア学会(JSOC)
日本歯科医師会
愛知県歯科医師会
岡崎市歯科医師会